2023/05/15 11:55



https://twitter.com/bmyasu/status/1600481914921824257?s=46&t=-YdqvpIM5VPkojTaBrRAeg


『#日本現代うつわ論 2』

⑨ロングインタビュー / 坂爪康太郎


陶芸家、そして仮面作家である坂爪康太郎氏。

昨年『日本現代うつわ論1』発売と同時に「自身の制作コンセプトに繋がる」との仰っていたのが気になっていました。

仮面とうつわがどのように繋がるのか?

その謎に迫るインタビュー。


のはずが途中からろくろとグレンラガンとSFの話が入り乱れ、私と坂爪氏の会話は真剣なのにどこかインチキくさい感じを装います。

本当に真面目に話していたし、我々は真剣でした。

しかしこれが螺旋の力、ろくろの魔力でしょうか。


そしてアナログな轆轤と同時に取り組まれている「バーチャルろくろ」についても螺旋の魔力に取り憑かれた男の真剣かつ壮大な問いが繰り広げられます。

新世代のテクノロジーとアナログを融合させたものづくり、というだけでも興味深いのに。


その時空を超えた壮大なビジョンから生み出される作品たちにはより大きな「うつわ的」拡張とロマンが込められています。

どうやら坂爪氏の作品のただならぬ魅力はそこにあるのではと感じた次第です。


いつの時代の、地球のものかどうかすらも分からないような仮面作品たちの魅力は、間違いなく無限に拡張されうる「うつわ」という感覚に根ざしたものでした。


何のことやらは記事を読んで頂ければ分かります。

この記事が『日本現代うつわ論2』のトリ。

お楽しみください。

《青山泰文》